幸せ
今朝の夢。
とあるJリーガーが、窓越しに私を見つけ、仲間と別れてから声を掛けてきた。
よく聞こえないけど、どうやら試合の話らしい。
そして彼は
「それじゃ、また後でね」と笑顔で去ってった。
実はその彼に私は何度も告白されてた。
返事は返したようで、返してないようで。どこか一歩を踏み出せない自分がいて。
彼はとても嬉しそうな顔してた。
決してイケメンじゃない。
口ひげを生やし、筋肉質な体にドレッドヘア。日焼けした顔は、華奢な顔つきのわりにインパクトがある、
そんな彼が
私を愛しそうに見つめてた。
近くにいたクラブチームの掃除のおばちゃんが
「あれはよっぽど、あんたのことが好きなんだねぇ…。あんたのことが大事で可愛くてたまんないんだよ。今まであの子のあんな顔は見たことない。あんたのことが大切なんだねぇ」
と、声をかけてきた。
私は彼の後ろ姿を見つめて、すごく幸せな気持ちになった。
「これが幸せっていう気持ちなんだな」
と、感じさせてくれた彼に、私も好意があるんだと気がついた瞬間だった。
ここで夢が覚める。
何故Jリーガーなのか?興味ないのに。
でも、昔見たことある人だったかも。
サッカーわかんないから、話がよく聞こえなかったんだ。
なんて都合よく出来てるんだ!
掃除のおばちゃんにキメ台詞を言われるなんて、よくあるドラマのシーンみたい。
何より
私ものことが好きで
愛しくて、大事に思ってくれる。
私の笑顔が見たくて
私に会いたくて仕方ない。
けど自分の事も頑張ってる。
そして結果を出して会いに来てくれる。
そして、いつでも私を思ってくれてる。
さりげない優しさで包んでくれる。大事なモノを無くさないように、どこかへ行かないようにと、抱きしめてくれる。
チームメイトには見せない
私だけに見せてくれる顔。
こんな人と出会えてたら
私はすごく幸せだっただろう。
楽しい人生を彼と歩めただろう。
理想と現実の差。激しすぎ。
夢で幸せを感じられるだけまだいいのかなぁ?